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2020年9月13日 (日)

最後のほうのオクラ

歌人やまのうえのおくらではないですが

Img_1507
ちょっと体調悪くて放っとくと

巨大化して、

でも柔らかく美味しく食べれました。


オクラはおくらでも
山上憶良の万葉集、貧窮問答歌

言葉が出ないぐらい貧しい歌があるのですね。

天地は広いというが、私には狭い。

太陽や月は明るいというが、
私のためには照らしもしない。

他の人も皆そうなのか、私だけなのか。

人として生まれ、人並みに働いているのに
綿も入っておらず海松のように破れて
垂れ下がったものばかりを肩にかけて、
つぶれかかり曲がって傾いた家の中には、
地面に藁を敷いて、父母は枕の方に、
妻子は足の方に、私を囲むようにして
悲しんだりうめいたりしている。

かまどには火の気もなく、
米をにる器には蜘蛛の巣がはって
飯を炊くことも忘れてしまったようだ。

かぼそい声を出していると、
「短いもののはしを切る」とでも言うように
鞭をもった里長の声が寝床にまで聞こえる。

世の中というのはこれほど
どうしようもないものなのか。

この世の中は辛く、身も痩せるように
耐え難く思うけど、飛んでいくこともできない。

鳥ではないのだから。

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